祖父の葬儀に参列して、彼女が欲しいと思いました

先日、祖父が亡くなりました。祖父は私の実家からだいぶ離れたところに住んでいたため、一緒に暮らすということはおろか、お会いする機会さえそれほど多くはありませんでした。けれどそうした数少ない出会いの中で、その人柄や考え方などについて私の中に深い印象を残した方でした。

 

すでに90歳を越えておりいつ亡くなっておかしくない状態でしたので、訃報に接した時にもそれほど大きな驚きや悲しみはありませんでした。しかし時間とともにだんだんと亡くなったという事実そして祖父の存在の大きさが強く感じられるようになりつつあります。

 

葬儀についてはまずお通夜がおじの実家で行われました。個人的には近い身内が亡くなったのは初めての経験だったので、こうした通夜の儀式を行ったのもこれが最初でした。参列していた親戚の多くが初めてお会いする方で、対応に戸惑いましたが最低限の交流はできたと思います。

 

こうした祖父にゆかりのある人たちと関わる中で、あらためて自分の存在について考えました。当たり前と言えば当たり前のことなのですが、祖父がパートナーを見つけ結婚し子どもを作ってくれたおかげで、今私がここにいるのです。結局親戚一同についてもまったく同じで、祖父やその両親、兄弟などが脈々と子孫をつくっていた結果として今の家系が存在するのだと、実感できました。

 

もちろん彼女を作ったり結婚したり子供をつくるという人生の選択は、最終的には個人が決めるべき事柄でしょう。その人が持っている生まれつきの気質、育ってきた環境、人との出会いなど様々な影響で、価値観が作られていくものだと思います。善悪といった基準で計れるものではありません。しかし祖父の死とその周辺の出来事に接することで、自分の生き方を見直さずにはいられなかったことは確かです。自分が死んだあとに何が残せるのか、考えました。パートナーを持つこと、そしてその先に新たな家庭を築くことに対する憧れは、少なくとも以前よりは増したように思います。