結婚があったからわかった

既婚者による結婚生活体験談11

私は女性ですが、全く結婚願望のない人間でした。一人っ子で育ったこともあり、一人でいるのに慣れ、人と暮らすということなど考えたこともなかったです。

 

子どもも好きではないですし、結婚に何のメリットも感じませんでした。

 

恋愛も得意ではなく、自分で好きなようにお金や時間を使い、子どもっぽいことが好きで、ウエディングドレスに憧れている程度でした。

 

そんな私がなぜ結婚したかというと、正直にいうと結婚に乗り気ではなかったのですが、結婚相手となった彼が愛情深い人間である、ということが大きかったように思います。

 

彼とお付き合いしている頃は、これも正直な話、いまいちだと思うことも多く、お付き合い自体辞めようか悩んでいたくらいでした。

 

しかし、彼はとてもいい人間性を持っていました。

 

ロマンチックな恋愛をするには、確かにガッカリすることもありましたが、誠実で正直でモラルもしっかりあり、またとても私を大事にしてくれていました。

 

結婚相手としては、彼が私のような未熟者の人間にも愛情をたくさん注いでくれる、素敵なパートナーであることが伝わってきたのです。

 

 

そして結婚しましたが、彼の愛情のおかげで10年経つ現在も、仲良く暮らしています。

 

また結婚を私の家族はとても喜んでくれました。親孝行というものは時代遅れとも思われがちで、当時は深くは考えませんでしたが、そのあと私の家族は不幸があり、次々と亡くなってしまったのです。

 

思いがけない不幸というものは、自分の力だけではどうしようもないものです。

 

しかし結婚していたからこそ、家族を安心をさせたままお別れできましたし、彼という味方がいてくれたからこそ、大きな悲しみからも立ち直れました。

 

人生は自分だけのものと思いがちですが、自分だけではどうしようもない不幸やハプニング、病気など起こることもよくあります。

 

そんな時に、自分が作った家族というのはこの世の中で一番大きな味方です。

 

子どもも、自分が子どもを持つまで全く分かりませんでしたが、半端な自分を全身全力で愛してくれる、世界で一番可愛い、大事な宝物です。

 

理屈や、頭の中で考えるメリットデメリットよりも、はるかに大きな価値が、結婚にはあります。

 

他人に愛し、愛されることの素晴らしさを体感できる、それが結婚だと思います。