再婚をしないと決めていた私の再婚を決めたのは娘でした

私の再婚は一緒に暮らしていた娘が決めました。そもそも私は娘が2歳の頃に元夫の金銭問題と女性問題で離婚をし、まだ小さな娘を連れて暮らしていました。私はもちろん仕事をフルタイムでしていたのですがかなり時間にルーズな会社で残業なんかはして当たり前の所に勤務していました。私が離婚したことを会社の上司も同僚も知っていたのですが、それと仕事は関係ないとばかりに、残業も休日出勤も強いられていました。

 

そんな会社の中でも私と私の子供を心配して、仕事を手伝ってくれたり、休日出勤を私がしないでいいようにはかってくれている上司が一人いました。尊敬と感謝で離婚したことで気を張り詰めていた私の心を広くしてくれたのはその上司だと思います。そんな尊敬と感謝の気持ちから私は少しずつ異性として意識するようになるのですが、いかんせん離婚経験者として、これ以上大人の都合で娘を振り回すことなんてしたくない、再婚は絶対にしないと心に決めていました。

 

ある日、その上司から交際を申し込まれました。離婚をして娘もいる状況もわかった上での申し込みでした。しかし私は再婚なんてする気がないので何度かお断りしていたのですが、交際をしなくてもいいから、一緒に娘ちゃんと遊園地にでも行こうよと誘われたのです。私一人ではなかなか娘を連れていけないだろう大きな遊園地で楽しそうに遊ぶ娘を想像したら、是非一緒に行って欲しいという気になりました、娘はその上司とは面識もあったことから、それは楽しそうに遊んでいました。

 

それからも娘と一緒にご飯に誘ってくれたり、ヒロインショーがどこそこであると聞けば連れていってくれるようになりました。1年程たったある日、娘が上司を我が家に呼びました。自宅の場所は知っていても入れたことはありません。上司を誘う娘を見て、私も「コーヒー入れますよ」とお誘いしました。自宅に招き入れ、くつろいでいてもらっていると娘が上司に「私のパパになって欲しいの、お願い!」と。

 

もう私はビックリしてしまっておろおろしていると上司は「え~、俺はもう娘ちゃんのパパだと思っていたんだけどね」と。私はその時に腹をくくりました。再婚をしないときつく心に決めていたけれど、娘はパパを欲しがっているし、そのパパになってくれる人はこんなにも娘のことを考えてくれている。私ももう一度幸せになってもいいのではないのか、と。それから3か月後に入籍し、私の夫、娘の父になってくれました。