震災から人生の復興へ!

阪神淡路大震災で主人を亡くしてから2人の子供を女手一人で育ててきました。大震災の経験を生かして何かお手伝いできることはないかと、東北大震災で被災された方々の助けてとなるべくボランティアに参加しました。阪神淡路大震災で夫をなくしてから一人で子供を育てなければならなかったことから、看護師の免許を取得し病院で働いていたので、ボランティアの作業内容は震災で怪我や病気をされた方々のお世話でした。

 

現在の主人と出会ったのは、そのボランティアの場でした。彼は大阪からボランティアで来ていた内科医で、彼自身も私と同じく震災の経験があり、子供と奥様を亡くされていました。同じ医療に携わる者同士で、そのうえ震災経験者であることから共通の話題はつきませんでした。彼は寝る暇も惜しんで献身的に人々のお世話をし、現地の被災者からも大変慕われていました。

 

私は彼の仕事ぶりやその人柄を見て大変好感を抱き、ボランティアを終了する前日に彼に思い切って思いを打ち上けました。彼の返事は今は仕事が忙しく、将来のことはまだわからないという返事でした。しかし私は諦められず、別れた後もメールや電話で連絡をしました。彼も最初はとまどいの方が大きかったようですが、私の積極的な行動に押し仕切られついにOKの返事をくれました。

 

その後も一緒にボランティア活動を行ったり、美味しい物を食べに行ったり、私の手料理を食べに家に来てくれたりと、次第に互いの距離が縮んでいきました。彼は自分の子供たちを亡くしていたので、私の子供たちを本当の自分の子供のようにかわいがってくれ、子供たちも彼になついていきました。最初は子持ちのバツイチなんで医者が相手にしてくれるわけはない、というネガティブな感情に負けそうになった時もありますが、めげずに頑張ってきて本当によかったと思っています。

 

彼とはこの秋結婚することになりました。震災という苦しみを経験した者同士だからこそわかりあえる感情というものがあります。バツイチとか、子持ちとかという条件は関係ありません。本当に出会うべき人に出会ったら神様は必ずその縁結びをしてくださいます。