初めての婚活で出会った人が実はすぐ近くにいた人だった

仕事一筋できたというとなんだかとてもかっこつけているような気がするし、実際そこまで真摯に仕事に取り組んでいたわけでもないのですが、時々心折れることはあるけれどそれでもここまで何とか仕事をつづけてきたのでそれなりに責任のある立場を任され、まあ仕事にやりがいを感じているのは確かです。でも、50歳を目前にした今、このまま年を取っていくのかなと、どういったらいいのかわからない不安を感じるのもまた事実です。

 

今更家庭を持ちたいなんて気持ちはさらさらないのですが、たまたま誘われて人生初の婚活に参加することにしました。しかも中高年向けの出会いの場を提供するというサービスなので、それなりの年代の人がパートナーを求めて集まってくるらしいのですが、どんなものなのかとちょっと興味本位で参加したというのも本音です。登録に際しては自分の仕事や趣味など様々な個人情報に加え、相手に求める条件などをいろいろと登録しました。

 

後日パソコンの画面で私と合いそうだという人をピックアップしてくれたものを見せてくれたのですが、スクロールしていくうちに思わず目を止めてしまったのが、ある50代の男性です。なんと同じ会社の営業部の人で、顔写真に加えていろいろとプロフィールが書かれていたのですが、あまりにも突然のことにびっくりしてしまいました。でも、ということは彼が今私がしているように自分の条件にあった人を検索した時に今回とは逆に今度は私のプロフィールを見つけることになるのだとすぐに気が付き、もしかしたらもうすでに見てしまっているのかもしれないと思ってなんだか急に不安になってしまいました。

 

でも、彼が私の写真を見た時にどんなふうに感じるんだろうという興味もわいて、せっかく入会金を支払って加入したんだからもう少し様子を見ることにしたんです。そして初めてのお見合いパーティーの時、まさかと思った彼がそこにいました。会社で見るのとはちょっと違った雰囲気で、彼もすぐに私に気付き、あろうことか今度初めてデートする約束を取り交わしました。なんか世間って思ったよりも狭いなと感じた出来事でした。