40代で初めての婚活に挑んでみたけれど

婚活なんて結婚適齢期(今はもはや死語?)の男女がするものというイメージを持っていた私は、バツ1の友人が婚活に誘ってきたときには本当に驚きました。彼女は2年前にご主人と離婚して、もう結婚なんてこりごりなんだろうと思っていたのに、また結婚なの?と、正直言ってちょっとあきれた気持ちでいたのですが、せっかくだからと私も一緒に結婚相談所のようなところに申し込みをして、ついに初めてのパーティーの日がやってきました。

 

40歳以上の人を対象としたパーティーらしく、会場にはそれなりの年代の男女がわんさかいるかんじで、中にはかなりがっついているのがばればれな印象を受ける人もいました。自己紹介が終わってフリータイムになると、見た目にも若々しく爽やかな印象を受けるちょっと気になる男性が居たのですが、さすがにその人の周りはあっという間に熟女の集まりで人だかりが出来てしまいました。年齢は私と同じで他の男性たちより若く見えるし、まあいわゆるイケメンといえる外見なので、なんでこんな人がわざわざ婚活なんかしなくてもいくらでも相手ぐらい見つけられそうなのにな…とふしぎに感じていました。気になってはいたけれどあまりにも周りの人気のすごさに私は特に彼に近づくこともなく一人で居たら、何人かの男性が声をかけてきました。

 

一人目は某有名商社勤務の小太りの男性で内気な性格でこれまで女性とは縁がなかったというひと、二人目は仕事は良くわからないけれど海外での勤務が長かったので結婚しそびれたという人、最後は自営で小さな会社を経営しているけれど、奥様に先立たれたという人でした。三人の中で一番まともだったのが3番目の人で、歳は私よりも5歳ほど上で、落ち着いた話し方と誠実さを感じさせる人柄に惹かれ、会う約束をしました。彼の趣味であるトレッキングにいったり、私の好きなレストランで食事をしたりと、期待していなかったのにとても気の合う人とめぐり合ったのですが、3度目のデートの時に家に連れて行ってくれたときに家業を一緒に切り盛りして欲しいといわれ、急に現実に立ち返って目が覚めました。40代で婚活なんて、やっぱりそんなに甘くないですね。