好きな人に会えなくなったつらい思い出

今から14年程前に失恋した時の事を掲載させて頂きます。当時私は地元のホテルにてパティシエとして勤めていました。

 

仕事は朝早くから夜遅くまで行っており彼女を作るヒマなんてありませんでした。

 

しかし、ひょんな事から彼女と出会う事が出来ました。

 

以前地元雑誌に「彼女募集」の掲載を行った事がありました。そこに年齢・職業とアドレスを記載し送ったのです。すると一通のメールが届きました。それは一つ年下の子からで「パティシエなんて凄いですね」と言う内容でした。彼女の趣味がお菓子作りだと言う事で共通の話題が出来、メールでやり取りをしていました。それから1か月程たった頃会ってみないかと誘ってみました。彼女の方もいいよと言ってくれたので職場近くの駅で待ち合わせをしました。

 

待ち合わせ場所には色白で美人な子が居ました。そして食事に行き、食事中もお菓子の話ばかりをしていました。そんな彼女に一目惚れをしてしまい付き合わない?と言ったのですが、曖昧な返事をされその日は帰りました。帰宅後、また彼女に会いたいと思いまたあってくれる?とメールを送ったら快く承諾してくれました。その日も食事をしてカラオケに行き、別れ際に付き合って欲しいとお願いをしました。しかし、彼女はまた曖昧な返事のまま帰ってしまいました。もしかしたら彼氏が居るのではと思い、聞いてみたのですが彼氏は居ないと答えました。そして次にまた会う約束をして食事をしている時に再度交際を申し込みました。

 

すると後で話すからと言われてしまいました。食事後公園に行き彼女から話をされました。

 

彼女は膠原病の一種の全身性エリテマトーデスと言う病気に掛かっているそうです。この病気は未だ治療法が無い病気だそうです。しかも薬の副作用で腹痛、吐き気、ダルさがあり普通の仕事にも就け無いほどの苦しさがあるそうです。この病気があるから普通の女の子とは違い、結婚も出来ないし子供も産めないと言われてしまいました。しかし、彼女に夢中になっていた私は彼女の全てを受け止めると言いました。彼女はこれまでにも色んな男性に告白されたけど全て断ってきたと言います。この病気の人と一緒に居る事はこれから先を考えると不幸しかないと彼女はいいました。それでも私は彼女と一緒に居たいと何度も言いました。

 

そして駅まで送ると笑顔で彼女はまたねと言って帰りました。

 

その後彼女のアドレス、番号は通じなくなってしまい二度と会う事が出来ませんでした。

 

未だ治療方法も無い人と付き合う事は難しい事かもしれませんが、彼女に対しての思いは本気でした。人生最大の失恋でした。