高1のときに芽生えた恋心があえなく砕けて大失恋

私が初めて経験した失恋は、16歳で高校1年生のときです。そのとき好きになったのは、違うクラスにいたほっそりとした体形が印象的でかなり華奢な女の子でした。その女の子は目が二重でぱっちりとしており、黒髪がとても良く似合う美人といって差し支えないです。ほぼ一目惚れという形で恋に落ちたのですが、それには理由がありました。通学するときの電車が、いつも一緒だったのです。

 

彼女が一緒だったことはすぐ気付いたのですが、さすがにそのときは面識がなかったので話しかけられませんでした。ですが、その後男友達を介して彼女と話す機会があり、その後は電車の中で会えば一緒に会話しながら登校するようになりました。私にしてみればそれは至福のときであり、彼女の笑顔が見られるだけで満足でした。高校生活は楽しいことばかりではなく辛いこともありましたが、とりあえず高校1年生の1学期は彼女を心の支えにして頑張りました。

 

私は彼女に告白して具体的に付き合うことを真剣に考えたのですが、当時誰とも付き合ったことがなかったのでどうすれば良いのかわかりませんでした。通学の電車で会話するたびに私の気持ちは高まっていったのですが、その関係を壊したくなくて告白することに二の足を踏んでいました。今思えば、それが良くなかったのかもしれません。

 

会う約束をまったくしないまま夏休みを迎えると、そこで1か月ほど彼女と会わない期間ができてしまいました。そして、2学期になり、あることに気付きました。それは彼女に彼氏ができたということです。しかもその相手は私の友達で、彼女を紹介してくれた男子でした。実は彼女はその友達のことを最初から好きだったようで、私は本当にただ通学時の話し相手止まりだったのです。

 

手痛い失恋は傷が深く、2学期の間はかなり辛かったです。その男友達のことは祝福しつつも顔を合わせにくく、とても複雑な心境でした。ですが、別の友達がその失恋を励ましてくれたので、それで3学期には何とか立ち直れました。そのときはきつかったですが、今振り返れば最初の大失恋として忘れられない思い出になりました。