プッシュされたと思ってアプローチをしたら失恋した悲しい体験

私が失恋した相手とは、会社で知り合いました。自分の上司を好きになりました。相手は男性です。私の直属の上司ではありませんでしたが、それでも仕事を頻繁に頼まれたり、業務上の流れで話をしたりする機会はたくさんありました。28歳のときのことです。転職をして一年目の会社での出来事になります。付き合うことはできず、失恋してしまった体験談になります。

 

好きになった上司は、私が他の人から頼まれた仕事で、進捗の程度に問題があると、いつも私をフォローしてくれました。いくら、仕事上で接点がたくさんあるとはいっても、別部署の上司であるにも関わらず、仕事の量が多かったときに、私に仕事を頼んだ人に納期の延期をお願いしたり、量を減らしたりという折衝までしてくれました。私がお願いしたわけではないのに、いつの間にか毎度、私の近くに居ては、まるで教育係のようにカバーしてくれる優しい上司でした。

 

ある業務では、一度別の上司から受けた説明では、その仕事の流れを飲み込むことができず、困っていた私に、またも私の目の前に登場しては、私にその仕事のやり方を優しく教えてくれました。会社の帰りも、私を待ち伏せしている? と嬉しい誤解をしてしまいそうになるほど、何度も出くわしては、話かけたそうにしていたその上司を見ているうちに私は、かなり相手のことを好きになってしまいました。

 

入社したばかりで、こんなにもいつも優しくされていたら、好きにならないわけがないです。それに、本人自身がかっこいいので、好きにならない理由がないです。

 

でも、私は、相手に対して好意の意味の強い気持ちを勝手に抱いてしまったので、まともに会話ができませんでした。あまりにも好きになり過ぎたから、仕事の話をするだけでも苦痛になってしまったからです。それからは、私の態度がおかしくなってしまい、自然に振る舞うことができなくなりました。好き過ぎるからこそ、話もまともにできないし、業務に逆に支障になってしまうこともあったので、冷たい態度を取るようになっていきました。

 

段々、その上司が私の側に来ることが苦痛になってしまったので、上司が近くに来ると、用事を作って逃げることもあったほどです。そういうことを繰り返していたある日、私の机の引き出しに、その上司のフルネームと電話番号とメールアドレスの手書きメモが入っていました。筆跡もその上司のものだったので、私はその上司からのメモだと勝手に誤解してしまい、確認する意味で相手にメールをしました。

 

そしたら、私がメールをしたことを周囲にバラされてしまい、失恋に終わりました。私は今でも、あのメモは何だったのだろうと不思議に思います。私の勘違いだったのか、それとも誰かの罠だったのか、というようにわけが分かりません。吹聴されたことにより、私は周囲に散々笑われて、ストーカー扱いをされて、会社に居られなくなり、退職しました。

 

だからこそ、私もこの件を辞めた後に、ストレスを解消するかのように他人に話まくって、立ち直りました。