理想のプロポーズを聞かされていたので、最高の日になりました。

彼女との付き合いは高校生の時からでした。お互いに異性とは初めておつきあいするということで、異性のことを知らないど素人でした。そのため、高校時代は常に意見の食い違いが起こり、喧嘩が絶えない形でした。しかしながら一度も別れることもなく、大学・就職とともに月日が経って行きました。大学に入ってからはほとんど喧嘩もなく、お互いがお互いを高め合う良好な関係を築くことができました。

 

また、大学時代からプチ同棲生活がスタートし、いま思えば、この時に結婚生活を意識していたのだと思います。時期的にちょっと早い同棲生活を行ってしまったため、結婚することが少し出遅れてしまいました。結婚する前に彼女とはよく、理想的なプロポーズの話をされていました。そのプロポーズの内容は、「下手なレストランよりも自宅でサプライズを演出する」というものでした。

 

その話を何度も聞いていた私は、いざプロポーズをする時に、何も考えず、自宅で行うことに決めました。プロポーズの日は高校時代におつきあいを始めた日に設定し、それまでに指輪を購入。いつもどおりの彼女の夕食でお酒はちょっとだけ豪勢にして食事が始まりました。しかし、こんなにも長くおつきあいしていた彼女に対して、プロポーズすることは本当に緊張しました。

 

いつもの家で、いつもの食事、いつもの彼女。ただ、あの一言がどうしても喉で詰まっていうことができなかったのを未だに覚えています。仕方なく、指輪を隠していた引き出しに彼女を誘導し、指輪を見つけてもらうことにしました。彼女は、一向に戻ってきません。呼んでも呼んでも、食卓には戻ってきませんでした。心配に思った私は隠していた場所へ行ったら、彼女は泣いていました。

 

うれし涙だということはすぐに分かりましたが、これら彼女を泣かせることはしてはいけないことを、この日に心の中で誓いました。最高のプロポーズかはわかりませんが、彼女も私もこの日を忘れることはないでしょう。もしあなたもプロポーズを考えているのであれば、ベストを尽くしてください。相手もそれに答えてくれるはずです。