主人からされた2度のプロポーズはどちらも大切な思い出です

私は34歳の専業主婦で28歳の時に結婚、娘が1人います。主人は私の1歳年上で、会社は違いましたが同業者で、いわゆるライバル同士の関係でした。お互い営業の仕事をしていたので得意先に訪問した際にばったり出くわすことも多々ありました。また、田舎町で仕事をしていましたので、仕事終わりに街へ飲みに出かけると遭遇することもありました。小さな町で生活していましたので、仕事が終わると他社だろうが先輩だろうが関係なしに飲みに行くこともありました。もちろん仕事の話は抜きにしてですが、人との繋がりは濃かったように思います。

 

主人は私より年上ですが、大学院へ進学していたため社歴は私の方が1年先輩でした。主人の勤める会社の私の同期(主人にとっては先輩にあたる人ですが)と仲が良く、一緒に食事したときに主人も付いてきていて初めてそこで会話しました。ただ、その時は私には別に付き合っている人がいたため、主人には特別な感情を持つことなく解散となりました。しかし仕事上でも顔を合わすこともあり、何度か話すうちに真面目なお付き合いをお願いされました。付き合っている人がいることを伝えましたが、その人とは遠距離恋愛であり、身近にいる今の主人の存在には勝てず、結果今の主人を選ぶことになりました。

 

その人と別れたことを伝え、主人と付き合い始めて2週間後、主人と2人で食事をしに出かけました。その帰り、少しお酒が入っていたせいもありますが、酔い醒ましに駅から歩いていると突然結婚してほしいと言われたのです。まだ付き合って数えるほどしか経っていません。正直嬉しさや驚きを通り越して、感情が出てきませんでした。ただ、その後は結婚を意識した真面目なお付き合いという形で話を進め、半年ほどしてから両親にも会いました。

 

付き合い始めてから10か月後、私の誕生日、私は仕事で東京へ出張が決まっていました。主人は何かを計画していたらしいのですが「仕事だから」と伝えると、なんと最終の飛行機で東京へ追いかけてきたんです。そして私の仕事が終わるのを待っていて、一緒にディナーを楽しみました。そして最後のデザートで大きなホールケーキが用意されていて、同時にプロポーズされました。店員さんたちみんな協力者でした。東京まで来たことも驚きでしたが、2度目のプロポーズも驚きでした。

 

今となってはどちらが本命のプロポーズだったかわかりませんが、主人の気持ちを2回確認できて、それなりに思い出深いものとなっています。