離れることがわかってその存在の大切さに気付く、そしてプロポーズへ

私と家内はお互い大学3年生の時に使い始めました。きっかけはよくある学生ならではの合コンです。軽い気持ちで付き合いはじめましたが口には出さないものの将来的には結婚もあるかもなとなんとなく感じていたところはあったと思います。そんな中、就職です。私も家内も地元がベースの企業に就職が決まって、当面は学生時代と同じペースでの付き合いかなと考えていたのですが、なんと急きょ私に勤務地が関西から東京に変わったわけです。これにはさすがに驚きました。

 

学生時代に一人暮らしは経験していましたがまさか、またこんなことになるとは。当時の彼女もかなりの驚きです。その時に考えたのは当面はこのペースで付き合おうということだけでしたそして、しばらくは新幹線で1か月にお互い行き来する仲になりました。こうして半年も過ぎたころには、なんとなくですがこうした遠距離恋愛を続けるよりはここで結婚するか、きれいな思い出のまま別れて、新たな出会いを探したほうが良いのではないかと私も考えるようになったのです。

 

しかし、正直、大学でたての新入社員でいろいろな女性とも出会いがありましたが、必要以上に興味を持てませんでした。要するに離れてこそわかった彼女の存在というわけです。ここで結婚を決断しました。とはいえ、彼女に面と向かってそんなことを言ったこともないし、彼女もどう考えているかは全く分からないというのが正直なところでした。そこで、思い切って、新幹線で自分の気持ちを読んでもらおうと思い、彼女に初めて手紙をしたためて、結婚への思い、彼女の存在の大切さが離れてみて改めて分かったこと、人生で伴侶は彼女しか考えられないことをすべて伝えたのです。

 

今考えると読み返すのも恥ずかしいような文章ばかりですが、彼女は私の気持ちをすべてわかっていたようです。この手紙に対して、翌日快諾の手紙をあえて電話ではなく、送ってくれました。言葉ではなく、手紙でのプロポーズでしたが本当に今では良い思い出です。