思い出を消去した後に飲酒し爆睡すると失恋を忘れられる

私が初めて本格的な失恋を経験したのは、大学に入ったばかりの頃でした。現役で合格できなかった私は、同じクラスだった彼と2年ほどお付き合いをしていましたが、既に大学が決まっていた彼は遠い場所へ引っ越してしまったんです。それでも毎日メールや電話は欠かしていませんでしたし、数か月に一回は直接会ってもいました。辛い浪人生活も励ましてくれる彼がいるからこそ頑張れたんです。だけど私の合格が決まって彼のいる土地へ引っ越し、ようやく何の気兼ねもなく彼とデートができるようになった途端にフラれてしまいました。彼ははっきりとは言いませんでしたが、それよりずっと前から好きな人がいたようです。受験勉強中に別れ話をしなかったのは、彼の優しさだったのかもしれません。

 

とはいえ、そんな彼の思いやりで私の悲しさが癒えるわけではありません。そんなことになるのなら、大学も彼とは別のところを選べばよかったと進路の選択まで後悔し始めてしまい、学校へ行く気も起らず、入学早々引きこもり状態になってしまいました。毎日ベッドの中でぼんやりと過ごしていたんです。これじゃだめだと思ったのは彼と話をしてから10日ほど経った後のことでした。

 

とにかく立ち直るためには、彼との思い出を全部捨ててしまおうと思い、夜中に大掃除を始めました。まずは写真や手紙、彼からもらったプレゼントなどをすべてゴミ袋に入れていきます。ケータイに残っていた連絡先も消去。ついでに彼経由で知り合った友だちの連絡先も消してしまいました。彼とのデートで着た服もアクセサリーもプリクラも全部全部捨ているうちに朝になりました。ゴミ捨て場にゴミを捨て、そのままコンビニで缶ビールを購入。帰宅してシャワーを浴びた後ビールを浴びるように飲んで、そのまま爆睡。目が覚めたときには半日経っていましたが、びっくりするくらい彼のことはどうでも良くなっていました。

 

それまでがグダグダしていただけに自分でもそんなんで良いのかとは思いましたが、その後はちゃんと大学にも通い、髪型や服装を変えてイメチェンしたり、一人旅をしてみたりとやりたいことをやっているうちに新しい恋人もできました。それ以来、失恋したり辛いことがあったときは部屋の片づけをしてから泥酔&爆睡するようにしています。意外にふっきれた気持ちになるものですよ。